
釣行日
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2005年9月3日(土)〜4日(日) |
場所
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長野県 野尻湖 |
天候
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初日 曇り時々晴れ 2日目 曇りのち濃霧 |
風
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状況
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水温・・・約24℃ |
釣果
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初日4本1626g、2日目0本-100g(ぺナ) |
ルアー
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3inイモグラブ 3/32ozキャロライナリグ |
気まぐれスモールは一体いずこへ
…マスターズ決勝戦in野尻湖
やってきました、信州・野尻湖。
いうまでも無くスモールマウスの聖地です。今回はここで行われるマスターズ・決勝戦のレポートです。前週に入ったプリプラでは苦手のディープに落ちたスモールに手を焼きながらも野尻湖独自の方法のキャロライナリグを教わりなんとかポツポツとキャッチ、特に良かったのが大崎沖8mと砂間ヶ崎沖の水中島8m。大崎沖のスモールはワカサギの群れを追っかけているフラット・回遊型のバス。一方、水中島のバスはブレイク・居付き型のバスでフラットのバスよりサイズは良いものの単発、日によって釣れたり、釣れなかったりということがわかりました。

フラット・回遊型のスモール。色が薄く、腹が出ています。

こちらはブレイク・居付き型のスモール。色が黒く、ややスリム。
前日プラではプリプラで釣れていた大崎沖が沈黙、代わりに湖最奥部・菅川ワンド沖10〜13mで良いサイズのスモールを何本もキャッチ、明日からの本番のメインエリアに考えプラを終えました。
2005年9月3日(土)マスターズ決勝戦・初日です。ここで思わぬルール変更。25cmと思っていたキーパーサイズが30cmに引き上げられました。ウ〜ン、これは相当厳しいです…。
スタートし狙いの菅川ワンド沖、10mに入りました。すでに船団になっていましたが、さいわいフラット内でも何となくわかっていたベストポジションに入ることが出来ました。数投目、早くも野尻湖釣法・キャロイモにヒット!32cmほどのキーパーサイズ。その後すぐ30cmギリギリながらキーパーサイズをキャッチ。おおっ、結構キーパー釣れるやん、と一瞬思ったのだがこの後苦しめられることに…。
ポツポツ釣れ続くのです、がいずれも27〜29cmのノンキーパー。とくにスモールは小さくてもトンでもなくファイトするので上がってくるバスをみてガッカリするといったことが続きました。7〜8mのブレイクに移動し居付き型のスモールを狙ってみるとようやくキーパーサイズがヒット。かなり細身ながら貴重なキープサイズにホッ、しかしもう殆ど時間がありません。同じブレイクを何度もキャロイモで通すとグーッとロッドが持っていかれました。何度も突っ込まれながらもようやくキャッチできたのはこの日最大・600gクラスのスモールマウス・バス。
5本目・リミットメイクを狙いギリギリまでブレイクを攻め続けましたが結局4本に終わり、ウェイイン会場に戻りました。検量結果は1626g、初日は21位からのスタートです。

菅川エリアでは他の選手はあまりロッドを曲げていなかったのでひょっとしたら?と思いましたが、そこはさすが決勝に残ったプロ達、ビックリするようなビッグ・スモール(?)も多数持ち込まれて順位は思ったほど伸びませんでした。
2005年9月4日(日)、マスターズ決勝2日目の朝。ものすごい霧でスタートが遅れました。ここでタックルチェック用紙の書き込みミスで−100gのペナルティーを受けてしまいました。もう朝からいきなりブルーです…。
ようやく霧が晴れスタート、目指すは前日と同じ菅川エリア。数投目に早速バイト、しかし上がってきたのはノンキーパーサイズ。リリースしまたすぐバイトしたがこれもノンキー…。なにかが変わった、徐々にレンジを落とし11mラインへ。そこで13m付近でやっている友人プロにナイス・スモールがヒット。前日よりレンジが落ちたのか?と考え13m付近でベイトの反応を探し、キャロイモをキャストし続けました。しかしなぜか全くのノーバイト。少しエリアをずらし、やはり13m付近を探るとようやくバイト、しかし手前に走られ逃してしまいました。そしてそのさらに沖で大きくロッドを曲げる選手が…。もう完全に後手後手に廻っています。動きの速いスモールは一度見失うともう最後、完全にこの日はもてあそばれてしまいました。
午後になると山からものすごい霧が下りてきました。あっという間に視界がゼロになりGPSを頼りにウェイイン会場に戻りました。そして無念のゼロ申告。
結果は総合55位に終わりましたが、初のスモール・野尻湖戦は勉強になりました。
また今回はアメスタでお馴染み、アングラーズショップ・テリーズの寺島さんとお店の常連・小池さん、そして野尻湖の元プロガイド・都筑さんに色々野尻湖やスモールのこと、独特でマニアック(!?)な野尻湖釣法を教えていただき本当にお世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。