NEO最終戦から2週間、今年度のマスターズシリーズの最終戦が河口湖にて開催されました。今年のマスターズシリーズ戦は全5戦。5戦目の野尻湖戦は年間ランキングに関係ない決勝大会となるので今回が事実上の最終戦です。3戦目までの暫定ランキングは75位。うーん、どうも今年はどのシリーズでも初戦のハズシが響いています・・・来年の課題ですね。
ということで今回は前週にウエスタン生野銀山湖シリーズ(こちらは7位入賞!太田サンのコーナーをチェック!)があったため前日プラのみ。
どうもディープ、ワカサギパターンでネイティブのキロオーバーが釣れているらしい。2週前のNEO戦で放流バスのみで5位に入れたので放流バスのチェックにシャローを廻るが5月末から全く放流がないためバスは前回にも増して減る一方、しかもマスターズはNEOと違いキーパー30cm(NEOは25cm)、これは相当厳しいです。
そこでディープのチェックに行くとこっちも相当厳しく、船団の誰かがたまーにポツリと釣る感じ。しかし釣れるといいサイズらしく、自分も1本まあまあサイズをVacuum 2.5inのキャロライナリグでキャッチすることができました。
メジャーなディープは大船団、迷ったが今回は最終戦、悔いのないように自分の釣りを通そうとシャローの数少ないキーパーサイズの放流バスを釣っていこうと判断しプラを終えました。
2005年7月16日(土)、マスターズ最終戦、初日のスタート。まずは前日、最もバスが見えていた西川溶岩帯に入る。が、タッチの差で先に入った選手にバスがヒット、しかも貴重なキーパーサイズ。自分も釣るぞ、と気合を入れバスを探しました。
しばらくしてウィードパッチで休んでいるバス発見、Vacuum 1.5inのショートダウンショットを目の前でステイさせること約1分、パクッとワームを吸い込んでくれました。
キャッチしたバスは30cmぎりぎりの微妙サイズ。キーパースケールのラインにちょこっと尾ビレの先がのっかる程度。とりあえずキープ、しかしこれが後のミスを招くことに…。
引き続きバスを探すが見えるバスは到底30cmには及ばないノンキーサイズ。やっと見つけた、と思い移動するバスをワンド奥まで追い込みましたがうま〜く隣りのワンドに逃げ込まれる始末。そこで釣っている友人プロはすでに4本キャッチ…。
うーん、どうもバスに弄ばれている感じ…。ということで気分転換にグラブワンドのシャローへ移動。NEO戦でもキーパー場として使ったそのスポットには数匹のバスが。
ほとんどがノンキーサイズながら1匹だけ今まさにそこへ入ってきた様子のキーパーサイズを発見。Vacuum 1.5inを目の前でステイさせると1発でパクッ。なんとか2本目のキーパーをキャッチ。ふとはるか沖の信号下エリアをみると物凄い船団。
釣れてるのかなぁ、と思いつつシャローのバスを探し続けるがこの日はそのままキーパーサイズに出会えず、2本でウェイイン。しかしここで事件が!キープサイズぎりぎりだった1本目のバスがウェイイン時、ほんのわずか(1mm程! )届かなくなっておりハネられ、しかも100gのペナルティーを受けてしまいました。ウェイイン直前にもう1度確認しなかった自分のミスです…ショック…。結局1本でのウェイインとなり初日は108位でのスタートとなりました。
2005年7月17日(日)、いよいよマスターズ最終戦、最終日のスタート。前日船団が出来ていた信号下沖はやはり炸裂していた様子。初日のトップもここからでこの日はさらに大船団が出来ることが予想されました。
しかしそこでバスを見つけていなかった私はこの日もシャローの過去放流狙いに徹すること決めておりグラブワンドに入りました。もうシャローにキーパーサイズはほとんど残ってませんでした。そこで波で濁ったシャローでバスを探していくと岩に逃げ込むバスを発見。時間を掛けその岩をVacuum 1.5inのショートダウンショットのステイで探るとバスが飛び出てきてパクッ、しかも放流MAXの500gアップサイズ!
その後、様子を見ていると次々とバスが岩の間に入ってきました。そのバス達を片っ端から釣っていくがキーパーサイズは入らずこの日は終了。1本ながら貴重なキーパーサイズをウェイインし表彰式を待ちました。
もう賞金圏内は絶対ムリ、でも今回もマイペースで自分の釣りが出来たからいいや、と思いながらボーッとしていると名前が呼ばれました!なんと賞金圏内ギリギリの40位入賞!! まさかのことにビックリ、しかも1ポイント差、ラッキー過ぎです。
やはり優勝、上位メンバーは信号下、奥河口湖ディープのワカサギパターン。奥の深い河口湖のネイティブパターンを今後の課題に残し今シーズンのJBマスターズシリーズ戦は終了しました。気になる年間ランキングは第50位でした。
つくづく初戦のノーフィッシュが悔やまれますが、この悔しさがなければその後の好調は無かったかもしれません。来年度も更に上を目指しガンバリます!!