場所
|
和歌山県東牟婁郡古座川町 七川ダム
|
釣行日
|
2011年8月14日(日) |
天候、水温
|
晴れ 水温約28℃〜30℃ |
状況
|
水色、ステイン |
釣果
|
32cm〜37.5cm 4匹 3匹のウェイト約1,640g
(30 cm以上だけカウントしました) |
ルアー
|
スワンプクローラージグヘッドワッキーリグ、カットテールワーム3.5インチジグヘッドリグ(1.8g、ラインは4ポンド)、ロボリーチ2.5インチツネキチリグ(ラインは3ポンド) |
チームトーナメントを観戦
2011年8月12日〜15日まで、毎夏恒例の和歌山県古座川町七川ダムへ釣行してまいりました。年々、難易度が高まりつつある七川ダムですが、今年の状況を報告致します。
――<8月14日(日)三日目>――

天候は晴れ。この日はチーム「リザーバー」の例会が行われており、釣り人は多め。私の知り合いも参加しておられました。自分は先の二日間で、自分自身のパターンは確立できていると思っていたので、この日は例会参加者のトーナメントさながらの試合運びを見ることに重点を置き、自分が気付かなかったことを学び取ろうと思っていました。
午前7時になると、エンジン使用が可能になるため、特に参加者の動きを注意して見ていると、自分が見切った古座川筋上流域を目指す参加者が多く、まずショックを受けました。他の人のトーナメントタクティクスを見るチャンスは滅多にないので、参加者の邪魔をしないように注意しながら、私も古座川筋上流域を目指しました。
古座川筋は上流へ向かうほど見た目の水質は悪く、釣行初日から、畝ヶ崎付近より上流は淡水赤潮を思わせるような強いニゴリが入っていましたが、この日もやはりそうでした。私はこの水色を見たら、いつも釣りをする気が失せるのですが、ここより上流域を狙う参加者は多く、またショックを受けました。
最上流域、流木群の少し下流まで遡ると、グレイズ社長でNBC和歌山チャプター会長の那須氏と出会ったので、少し離れたところから静かにタクティクスを見学させていただきました。那須氏のお話によると、前日のプラクティスでは、私が諦めた流木群を、パドルを使い突破し、バスをキャッチしたとのこと。この発言に私はショックを受けましたが、那須氏は自分が期待していたほどの釣果は得られず、この日は先に突破した参加者がいたので諦めたとのことでした。ここで、私が一番疑問を持っていた「この水質で釣れるのか」という問いに対して、那須氏の答えは「普通に釣れます。見た目に水質は悪くても、古座川筋は上流域に魚が多い」とのことで、強い衝撃を受けました。やはり、私が気付いていないことはまだまだ多くあるようでした。あまり那須氏の邪魔をしてはいけないので、ここで静かに下流へ向かいました。
セメント工場の対岸付近へ差し掛かると、前川プロ夫妻に出会いました。ちょうど奥様が40 cmアップ後半をキャッチしたところだったとのこと。

後でお聞きしたお話では、奥様は4位入賞されたそうです(おめでとうございました)。ジグヘッドリグに変えて、キッカーサイズが次々上がったと喜んでおられましたが、釣り方もエリアもワームも、私とは全く違っていたので、私はまたもショックを受けました。また、優勝者は古座川筋セメント工場付近ということで、私のノーマークエリアで驚愕のウェイトが出ており、またまたショックが大きくなりました。
ボートが激しく行き交っていたことが影響していたかどうかは定かではありませんでしたが、この日の私の釣果は、参加者がいないときに釣れた4匹だけで、3匹でのウェイトは約1,640gと寂しい結果に終わりました。※写真は37.5cm 650gです。

翌日は、那須氏や前川プロ夫妻にお聞きしたお話をもとに、自分なりの答えを求めてみようと思いました。