場所
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和歌山県東牟婁郡古座川町 七川ダム
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釣行日
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2011年8月13日(土) |
天候、水温
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晴れ 水温約28℃〜30℃ |
状況
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水色、ステイン |
釣果
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31cm〜51cm14匹 3匹のウェイト約3,510g
(30cm以上だけカウントし、この日釣れた40cm以上は6匹でした) |
ルアー
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スワンプクローラージグヘッドワッキーリグ、サタンワーム3インチ、カットテールワーム3.5インチジグヘッドリグ(1.8g)(今回のラインは4ポンド) |
七川ダムは、やはりパラダイス!!
2011年8月12日〜15日まで、毎夏恒例の和歌山県古座川町七川ダムへ釣行してまいりました。年々、難易度が高まりつつある七川ダムですが、今年の状況を報告致します。
――<8月13日(土)二日目>――

天候は晴れ。午前7時ごろより釣りを開始しました。まずは、古座川筋と平井川筋のインターセクションにある岬を狙いましたがこの日もノーバイトに終わりました。
次に平井川筋の対岸に移りガレ場系のバンクを釣り上りました。前日に気付いた釣り方「1.8gジグヘッドワッキーリグのフォーリングで、最初のフォールでバイトが出なくてもそのままフォールさせ、ボトムに着いたり、岩のでっぱりなどに引っ掛かったりしたとき、リグの水中での移動距離をできるだけ少なくするため、軽いトウィッチで外してさらにフォール」を試していると、まず32cm約380gをキャッチ。そして40cm約840g、40cm約870g、32cm約390gをキャッチ。


この間約30分の出来事。バイトの出るタイミングは、着水後すぐ〜水深約4mまで。前日とほぼ同じで、バイトの出方はフォーリング中にラインが走るか、例の「トッ」という小さなバイトでした。しかし、この日もバイトの出るエリアは限られており、その後は平井川筋、添野川筋の他のエリアを回ってもノーバイトが続きました。
午前11時ごろ、あまりのノーバイトに耐えられなくなり、前日良かった古座川筋と黒谷沢とのインターセクション下流にある岩系のバンクに移動しました。すると到着後すぐ、33cm約410gと35.5cm約540gをキャッチできました。やはり、釣れるエリアは限られていました。しかし、ここで釣れるなら、そのすぐ上流側にある、二つの岬でも釣れると思い、すぐに狙いに行きましたが全くのノーバイト。そんなはずはない、と思ったので、パワーリーチ3インチツネキチリグをキャストしてようやく31cm約400gをキャッチしましたが、あとはノーカンジでした。そのまま約2時間古座川筋の他のエリアを回りましたが、情けないくらいにノーバイトが続きました。
そして、朝良かった平井川筋の対岸にある岩系エリアに移動しました。ここでは、2年前にジグヘッドワッキーではない、通常のジグヘッドリグのフォーリングで釣れたので、サタンワーム3インチ1.8gジグヘッドリグで狙いました。するとここでも立て続けに31.5cm約380g、38cm約700gをキャッチできました。明らかにバスの「いるエリア」、「いないエリア」が存在すると感じました。
その、「いるエリア」を探し出すため、平井川筋、添野川筋の、「アウトサイドベンドにある岩系のエリア」を回りましたが、見付けることができないまま、16時となりました。この間、全くノーバイトでした。そして「古座川筋と黒谷沢とのインターセクション下流にある岩系のバンク」に再度向かうと、そこではドラマが待っていました。
前日から時折見かけるバスのボイルで、そのバスに追われていたベイトフィッシュのサイズに合わせる意味を込め、ジグヘッドリグのワームを3.5インチカットテールワームに変更しました。すると、まず一投目で33.5cm約500gをキャッチ、そして二投目、例のフォーリング中の「トッ」というバイトでした。最初の引きは弱かったので、普通にやり取りしていると、急にドラグが止まらなくなりました。ボートポジションの水深は10m以上あるので、腰を据えてじっくりやり取りしました。バスの引きが弱まったときポンピングで寄せ、強烈に引き込まれドラグが止まらないときは決して無理をせず、ということを繰り返すこと約5分、ようやくバスがボート際に浮いてきたので、すかさずネットランディング。無事キャッチできたバスは、七川ダムでの自身2匹目となる50アップ、51cm約1,680gでした。

これを皮切りに、18分後には40cm約860g、その14分後には40cm約960g、さらにその12分後には40cm約840gと、40アップの3連発!



一匹釣り上げるごとに写真を撮ったり、ラインを結び変えたり、ワームをセットし直したりしてモタついていたので、効率よく釣っていればもっと釣れたかもしれないと思えるほど、明らかにバスが差してきていました。その証拠に、バイトが集中したのはエリアの中のワンスポットでした。バイトの出方は40cmの一匹だけが着水とほぼ同時にバイト、33.5cm、51cm、あと二匹の40cmは、水深4mまでフォールさせる間の「トッ」というバイトでした。バイトは小さいのに引きは強烈、40cm級のバスを掛けると、ドラグは止まりませんでした。バスのコンディションにしても、七川ダムのバスに多いスリムな体型は少なく、なぜかフアットな体型が多かったように思いました。
理由はよくわかりませんが、これまでの実績場所がほぼ壊滅的なのに対し、「古座川筋と黒谷沢とのインターセクション下流にある岩系のバンク」だけが好調に釣れ、この日は少しですが爆発しました。
釣れるパターンはある程度掴めたので、翌日以降は新たなエリアと他に釣れるパターンがないか探していこうと思いました。