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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

場所
三重県 三瀬谷ダム
釣行日
2008年9月7日(日)
天候、 風
晴れ、微風
状況
水色ステイン〜ニゴリ
釣果
キーパーサイズ3匹キャッチ、3匹のウェイト1,300g 準優勝
ルアー
アップラッシュ3インチツネキチリグ

―― NBC奥伊勢湖宮川チャプター第5戦 ――

 プラクティスは、一週間前に入った時は、大雨による増水と濁流のため断念、結局前日の9月6日(土)にしか行えませんでした。

≪9月6日(土)前日プラクティス≫ 

 天候は、朝のうちはくもり、途中一時雨、のち晴れ、と目まぐるしく変化しました。フィールドの状況としては、本流筋には前週の大雨による濁りの影響がまだ残っていました。

 しかし、この一週間は、さらに濁りをもたらすような大雨は降っていなかったので、クリークから水質は回復してくるハズ、との思いがありました。そこで下流域から順番にクリークを回っていきましたが、下流域では普通のキーパーサイズが一匹釣れただけだったので、下流域は切り捨てることにしました。

 そして、中流域の多度橋クリークでは、キーパーサイズが短時間のあいだに5〜6匹釣れ、中に約900gが混ざりました。

 これでクリークに確信を持ち、そこから上流側にあるクリークでは、小型ながらもキーパーサイズが10匹ほど釣れました。次に、本田のクリークではノンキーパーサイズが一匹釣れただけ。 

 釣れるクリークが絞れてきたところで、ある思いが頭に浮かびました。それは、以前「風屋ダム」に釣行した時、まさに今回の三瀬谷ダムのように本流筋が濁っており、そのとき良かったのは、水量の多い「流れ込み」だったということです。そのような「流れ込み」が三瀬谷ダムにないか考えたところ、上流域に二ヵ所思い付いたので、早速向ってみました。

 まず、一つ目の流れ込みでは、一投目から約500gが釣れ、そして程なく約1,100gが釣れたので、これ以上ここを叩くのをやめました。

 次に、二つ目の流れ込みでは、キャストしてすぐにキーパーサイズが釣れたので、ここでもこの一匹でこれ以上ここを叩くのをやめました。
これらの結果から、本流筋が濁っていれば、クリークを狙う選手が多くなるのは必然、おそらくノーマークになると思われる、この二ヵ所の「流れ込み」を、本戦で狙おうと決め、前日プラクティスを終えました。


≪9月7日(日)NBC奥伊勢湖宮川チャプター第5戦 当日≫ 

 天候は晴れ。前日よりも若干増水していたことが気になりましたが、スタート順も良かったので、迷わず上流を目指しました。

 予想通り、上流へ向かう選手の多くは、クリークへ入っていきました。ただ一艇だけがクリークへ入らず、さらに上流に向かっていったのが気にかかりましたが、その選手も途中で止まってくれたので一安心、ノーマークの「流れ込み」に一番乗りすることができました。

 二つのうち、どちらを先に狙うか一瞬迷いましたが、おそらくこのエリアはノーマークになると、この時点では考えていたので、まずは前日、約1,100gと約500gを連続キャッチできた、下流側の流れ込みを狙い、その後で上流側の流れ込みを狙うことにしました。

 そして、期待を込めての第一投、バイトなし、二投、三投…バイトなし。「前日とはパターンが変わったか」と思った矢先、流れ込みに群れるベイトにボイルするバスを目撃、やっぱりこのスポットにはバスはいる!集中してキャストを繰り返すこと約30分、まず約500gをキャッチ、そして続けざまに約300gをキャッチ。ここで上流側の流れ込みに移動しようかと思った時、先程追い抜かした選手が、その流れ込みを狙いに行ったので断念。その選手が諦めて移動するまで、この流れ込みで粘ることにしました。

 しかし、上流側の流れ込みは一向に空かず、私の方もバイトがないので少し焦りました。「このまま、この二匹だけで終わってしまうのか」と諦めかけた時、待望のバイトが。サイズは300gにも届きませんでしたが、なんとかこれでリミット達成、時間はまだ10時前、帰着時間の13:30まではたっぷり時間があるので、少し心に余裕ができました。

 時折、ボイルで姿を見せるバスは、約500g〜600g、なんとかこれを釣って、入れ替えたいと思いました。しかしバイトは遠く、何度も諦めかけましたが、その度にバスが姿を見せるので、辛うじて集中力をつなぎとめていました。

 上流側の流れ込みは空く気配がないので、「もしかして、釣れているのかな」と思い、気になりだしたところ、ようやくバイトが!緊張しながらも、無事ネットランディングに成功し、ウェイトを測ると約500g、先に釣れた一匹と入れ替えることができました。

 さらに入れ替えをしてウェイトを上げたいと思い、上流側の流れ込みが空くのを待ち続けましたが、結局空かず、11:30ごろ、帰着の時間も考え、下流へと向かいました。

 途中、何箇所かクリークも狙いましたが、前日とは様子が変わっており、全くのノーカンジ、自分の朝の選択が間違っていなかったことを確信しました。そして、入れ替えができないまま、帰着時間を迎えることとなりました。

 ウエインの結果は1,300g。他の選手があまり釣れていないと聞かされ、期待しましたが、上流側の流れ込みを狙っていた選手が、優勝ウエイトを持ち込み、あえなく準優勝に。(「横山的黒鱒釣競技生活」のTOP50横山プロは4位)私の詰めの甘さを思い知らされることとなりました。

 しかし、この準優勝で私の年間順位は4位となり、11月2日に奈良県「池原ダム」で開催される、NBC近畿ブロックチャンピオンシップへの出場権利を獲得することができました。池原ダムで開催されるトーナメントに出場するのは初めてなので、練習を重ね、良い結果が出せるように頑張ろうと思います。

追記
流れ込みでの釣り方は、ツネキチリグを流れに乗せて、着底したところでシェイクを入れる方法と、流れが「ヨレ」ているところにフォールさせる方法でした。

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