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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2008年4月13日(日)
場所
滋賀県 西の湖
天候
晴れ
微風
状況
水色ステイン〜ニゴリ
釣果
キーパーサイズ3匹キャッチ、3匹のウェイト4,780g 3位入賞
ルアー
ケイテックバイオリンガ―3インチ、ヘビーダウンショットリグ

―― NBC西の湖チャプター第1戦  ――

 修行僧の2008年度トーナメントスタートは西の湖からとなりました。
プラクティスは前週の4月5日(土)〜6(日)と前日の12日(土)に行いました。

≪4月5日(土)〜6日(日)≫

5 日(土)は、クランクベイトで手返し良くチェック開始。すると、南面のリーズ際で幸先良く約600gのオスをキャッチ。まるで冬眠から覚めたばかりのような真っ白なバスでした。このまま釣れ続くかと思いましたが、結局この日はこの一匹だけで終わりました。

 翌6日(日)、前日、スピナーベイトが良かった、との情報を得たので、クランクベイトとスピナーベイトをローテーションしながらチェックしましたがノーバイト。

 スポーニング時期には、外せない「9番奥」と呼ばれる水路の様子も見に行きましたが、見えたのは、スポーニングとは関係の無いような小型のバスとブルーギルが数匹のみ。今年はスポーニングが遅れているのでしょうか?

 その後もノーバイトが続き、終了間際にスピナーベイトで超ノンキーサイズを一匹釣っただけでこの日は終了。チャプター出場に暗雲が立ち込めました…。一週間で状況が変化することを祈りつつ帰路に就きました。


≪4月12日(土)前日プラクティス≫

 この一週間のうちに暖かい日が何日かあったので、期待感を持ちながら前日プラクティスをスタート。

 性懲りもなく巻モノからチェック開始。しかし全くのノーバイト。サイトのチェックは11時から、と決めていたので、それまではトーナメントエリアのほぼ全域をチェックする勢いで、巻モノ巻き倒し・・・が無念のノーバイト。やがて北からの強風で全域はマッディに。

 そして11時になった瞬間、満を持して「9番奥」へ。水質は見違えるほど良くなっていましたが、私の視力では水中はあまり良く見えませんでした。ここで杉田プロを発見。「あれ、太田さん、あそこにいたバス見えなかった?たくさん入って来ているよ!」との言葉に唖然、Uターンして見に行くと、大きなバスがワラワラ!たった一週間でこんなにも状況が変わっているとは本当にオドロキでした。

 ここでは、杉田プロのエリアと思われるエリアから少し離れたところの、見付かり難〜いところに、イージーそうなヤツを一匹発見。その後、強風のため見えはしませんでしたが、私の大好きな水路の東面に二か所程、新しいバスが差してきそうなストレッチの様子を見ただけでこのエリアのチェックを終了。

 あとは、本湖に出て行きましたが、強風による激ニゴリのため全く釣れる気がせず、この日はノーバイトで終了。「9番奥」に新しいバスが入って来ることを祈りながら前日プラクティスを終えました。


≪4月13日(日)NBC西の湖チャプター第1戦 当日≫

 前日とはうって変わって、晴天無風のベタ凪、これはサイトしかないでしょ!ってなノリで、スタート後は「9番奥」へまっしぐら。

 リアのエレキを(西の湖チャプターはエレキ戦です)ハイパワーエレキにはしたものの、フロントエレキは55ポンド、前を行く選手を抜き切れずに5番手で「9番奥」に到着。当然、一番乗りは、前後ハイパワーエレキで固めた杉田プロ、マーカーブイを打って、マイストレッチを確保しておられました。

 幸いにも、前日見付けておいたバスは、誰にもノーマークだったので、まずはコイツから。予想通りとってもイージーなヤツだったので、速攻仕留められるかと思った瞬間、手足が震え出し、ミスキャストの連続、挙句の果てフッキングにもミスし、「嗚呼、もう終わったか〜」と思いましたが、これがこの日の私のラッキーの始まり、このミスフッキングで、バスにスイッチが入り、その後ルアーに猛烈に反応し出し、難なくフッキングに成功、約20分かかってしまいましたが、約1,700gを無事、キャッチすることができました。

 でも、ここから後は、光量が少なく全く水中が見えない中、偶然の出会いを求めて水路内を彷徨う、運任せな厳しい展開が待っていました。西の湖マスターの松本氏は、このような状況でも水中が良く見えているらしく、ことごとくバスを発見、着実に仕留めておられました。

 そのような厳しい中、あくびをしているバスを発見!他の選手をブロックしながら狙い続けること約1時間、バスがシビレをきらし、イラついてエレキに向かって来た瞬間を見逃さず仕留め、約1,500gをキャッチ。次にその近くで、まるで鯉かと思うようなビッグなメスバスを見付けて追い回していると、イージーなオスに出会い、それを難なくキャッチして(約1,500g)リミット達成、時間は11時30分。

 これ以上、このエリアで私のサイトではウェイトアップは難しいと思ったので、オフサイトの釣りを…と考え、時間一杯まで1番棚南にある浚渫で粘りましたが、結局ノーバイトのまま帰着となりました。

 3匹でのウェイトは4,780g。この時期、このウェイトでどうだろう?と思っていましたが、なんとか3位入賞することができました。濁った水でのサイトは、まだまだ苦手、私にはもっともっと修行が必要です。兎に角、ラッキーづくしだった今回のトーナメント。こんなのじゃダメダメ!

 納得したパターンで、納得のウェイト、そして優勝、いつも目標は高く持つ修行僧の2008年度トーナメントシーンは、まだ始まったばかりです。

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