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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2004年9月18日(土)
場所
和歌山県 七川ダム
天候
晴れ
微風
状況
約4〜5m減水状態。水色はややステイン。水温は26℃台
釣果
26.5cm〜40cm9匹。
3匹でのウェイトは約2,700g
ルアー
SRミニ3/8oz、パワーホッグテキサス、ロボリーチ3インチツネキチリグ

ハードベイトな修行僧、in七川ダム! 一日目

 三瀬谷ダムでワールド最終戦が開催されており、プラができなかったので、とにかくリザーバーでの釣感覚を維持しておきたかったことと、10月17日に開催される「NBCチャプター関西ブロックチャンピオンシップ」のプラクティスも兼ね、和歌山県古座川町、七川ダムへ釣行してまいりました。今回は前夜に大津市の自宅を出発、名阪国道→針インター→R369→R370→R169(池原ダム経由)→R309→R42→R371のルートで片道約6時間、午前6時頃現地へ到着しました。

 水位は前回釣行時の8月とほぼ変わらず減水気味、トレーラーでボートを降ろすのに、また急勾配の斜面を越えていかなければなりませんでした。それでもなんとか午前7時にはボートを浮かべることができました。水の色はステイン気味でしたが、釣行三回中で一番きれいな水色でした。釣れそうな予感に期待しながら、まずはこれまでの釣行で、ずっと調子の良かった平井川筋へ向かいました。

 しかし、期待とは裏腹にノーバイトが続き、バックウォーターにも魚の気配はありませんでした。そこで、支流の添野川筋へ向かい、前週に三瀬谷で覚えたスピナーベイティングを試してみました。すると、平井川筋とのインターセクションから少し入ったところで、スピナーベイトに36cm、約670gがイメージ通りに釣れました。「スピナーベイトは七川ダムでも通用する!」今回も七川バスはコンディションが良く、元気一杯でした。それに気を良くして川筋を遡っていきましたが、その後はバイトがなく、バックウォーターでは複数の見えバスがおり、何度か反応させることができましたが、全てミスバイト、しっかり喰ってくれませんでした。そうこうするうち、岸釣りの人が現れ、それ以上攻めることができなくなったので移動することにしました。

36cm、約670g

 その後、添野川筋と平井川筋をかなり執拗に狙いましたが、全くのノーバイトでした。12時も過ぎたので、遂に添野川筋と平井川筋を見切り、これまで一度も良い思いをしたことのない古座川筋へ向かいました。この日唯一、バスをキャッチできたスピナーベイトをキャストしながら上流へ

 かって釣り進みましたが、バイトのない時間だけが過ぎていきました。吊り橋の下辺りへ差し掛かった時、遂に強烈なバイトを得ることができました。胸がスカッとする、強烈なファイトの後、無事キャッチできたのは37cm、約750gのナイスキーパーサイズでした。「よし、今日はスピナーベイト!」と思い込むことができ、その後もスピナーベイトをキャストし続けることができました。しかし、以後はバラシの連続、もう少し上流側で26.5cm、約280gという小振りなキーパーサイズをキャッチするのが精一杯でした。

37cm、約750g

 そのバスをキャッチした辺りから下りだすと、やや強い風(エレキを踏まないと押し戻されるくらいの強さ)が吹き始めました。往きにバイトのなかったシャローフラットを、今度は表層早巻きではなく、スピナーベイトがボトムを打つ感触を感じながらスロー気味にリーリングしていると、「コツコツ」という小さな前アタリの後、スピナーベイトをひったくっていくようなバイトがありました。ロッドがバット部分から曲がり、ドラグを一杯まで締めていたのに、ラインがジリジリと引き出されていきました。大物の予感がしたので、慎重にやり取りし、ネットを使用して、なんとかキャッチすることができました。引きの割には小さかったですが、それでも40cm、約1,000gのナイスサイズでした。釣行3回目にしてようやく七川ダムで自己初めての40アップをキャッチできたので、非常に嬉しく感じました。

 これを皮切りに午後のラッシュが始まり、そのまま下りながら37cm、約670g、29.5cm、約380g(これだけライトリグ)、35cm、約7730g、テキサスリグでは、39cm、約900g、27.5cm、約290gを良いペースでキャッチできました。しかし、ラインブレイクで逃した2匹が残念でした。

 いつもはライトリグな修行僧も、今回は、ほとんどがベイトタックル、しかもハードベイトがメインという釣りができ(スピナーベイトでバスを釣るのは2年ぶり)、プラであることもすっかり忘れ、とても楽しい一日を過ごすことができました。
 ――― 一日目終了 ―――

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