釣行日
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2004年8月15日(日) |
場所
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和歌山県 七川ダム |
天候
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雨のち時々くもり |
風
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終日微風 |
状況
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水位は前日とほぼ変わらず、
水色は前日より若干マシなニゴリ |
釣果
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2人で30cm前後〜max45cm、約20匹 |
ルアー
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カットテール、1/32ozワッキーリグ、
ノーシンカーリグ、ツネキチリグ
あと、パワーホッグテキサスも少し |
修行僧in七川ダム! 2日目
夜明け前に激しい雨音で目が覚めました。天気予報は大当たりでした。今回お世話になった宿のご主人は良い人で、「朝早く釣行できるように」と、前夜のうちに精算を済ましてくださり、朝ご飯としておにぎりも作ってくださっていました。どうもありがとうございました。
大減水でした
でも、朝から雨が降っていると気が滅入り、結局宿を出たのは午前6時ごろでした。雨が降って滑りやすくなっていたので、またスタックの悪夢が頭をよぎりましたが、七川ダムの地質は意外としっかりしており、危なげなくボートを降ろすことができました。
この日は前日良かったところを徹底的に狙うと決めていたため、まずは平井川バックウォーター付近へ向かいました。前日良かった湯の花橋周辺は全くバイトがなかったので、そのままバックウォーターを目指しました。すると私のキャストするルアーに、40cmクラスがチェイスしてきましたが、残念ながらミスバイト。そのままさらに上流へ進むと流木などのゴミ溜まりがあり、それが水質の境目のようでした。
そこを狙っていると、私のルアーに35cmクラスがヒットしましたがジャンプ一発バラシ。そのまま流木群を突破してさらに上を目指している時、家内のルアーにバスがヒットした様子。ゴミ溜まりに突っ込む際に少し見えた魚影からして、そんなに大きくないと思っていましたが、ラインがどんどん出ていき、少しヤバくなってきたので、エレキで進みゴミ溜まりから引き離すと、次はボートの下に潜り込んでしまいました。今日は極力手出しをしない、と約束していたのでネットだけ構えて見ていると、ようやくボート下から出てきたので、その瞬間にネットですくい上げました。すると、え?! なサイズ、45cm、約1,500gのナイスバスでした。二日連続で40アップを釣られてしまい、ガイドとしては成功かもしれませんが、なんだか複雑な気持ちでした。
その後、周りで時々、激しいボイルが起こるので粘りましたが、結局それ以上追加することができなかったので、そのまま下流側、添野川との合流点に向かって釣り進みました。すると、家内はノーバイトなものの、私には飽きない程度にバイトがあり、バラシが多かったのが少し悔やまれましたが、30cm前後のグッドコンディションなバスを何匹かキャッチすることができました。
そのストレッチでバイトの集中するスポットがあったので、そこを念入りに狙うと、遂に家内にもバイトが、またこれもデカそう。またまた、私がネット係となり、無事キャッチすることができましたが、これも40アップ、43cm、約1,300gのナイスバスでした。これで気を良くした家内がキャストを続けると、次は35cm、約600gをキャッチ、遂に3匹で3kg越えを達成してしまいました。そして、すっかり達成感を感じたかのように眠ってしまったので、ここからはやっと一人で集中して(?)釣りを開始することができました。しかしこの大雨の中、よく寝られるね。すると、ポツポツ釣れる30cmクラスに混じり、ようやく私の七川ダム最高サイズ、39cm、約800gを釣ることができました。
39cm、約800g。湯の花橋下流付近
右/45cm、約1,500g。左/43cm、約1,300g
この後、古座川との合流付近や古座川筋も狙いましたが、バイトの数は非常に少なく、釣れてくるサイズも小さかったので、朝良く釣れた平井川筋のストレッチに戻ると、やはりバイトが集中しました。そこでバイトが遠のくと、休める意味で移動し、時間をおいてまた戻ってくると、またバイトがある、といったことを何度か繰り返しているうち、次第にバイトしなくなってしまいました。ふと、時計を見ると午後4時。翌日より家内は仕事、お盆のUターンラッシュを見越し、混雑がマシそうな三重県経由で帰ることを考えていたので、残念でしたがここでストップフィッシングとしました。
二日間を通し、減水とニゴリのため、そんなにフィールドコンディションの良い状態ではありませんでしたが、バイトの出方は単純明快、またテキサスリグなどのオーソドックスな釣りにも反応があったので、昔の琵琶湖を思い出すような、そんな懐かしい気分になりました。きっとフィールドコンディションの良い時は、もっと良い釣りができるのでしょう。
次回釣行を楽しみに思いながら、ようやく雨があがりそうな七川ダムを後にしました。二日間、楽しませてもらってありがとうございました! 必ず、また来ますよ!!
追伸
帰路は三重県経由、途中休憩ありの約8時間で大津市の自宅へ到着しました。まあ、交通渋滞にも巻き込まれなかったのでこんなものでしょう。池原ダム経由の国道が災害より復旧すれば、もっと時間短縮が可能だと思います。
――― 二日目終了 ―――